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ツピダンサスの葉が寝てしまいました。(2)|育て方 Q&A


ツピダンサス

育て方 Q&A

ツピダンサスの葉が寝てしまいました。(2) 投稿者:ごん 投稿日:2017/07/06(Thu) 13:43

ふらさま。
丁寧なご返信、本当にありがとうございます。お水あげてから、丸2日経ちました。やはり、元気がなく心配です。

植え替え方法です。恥ずかしながら、自己判断にて、土は家にあるものを代用してしまいました。植え替えを、甘くみていました。反省です。野菜と花用の土【バークたい肥・ココヤシピート・パーライト・微生物活性有機肥料・その他】配合までは、書いてありませんでした。鉢から出して、少し崩し(鉢の形がなくなる程度)根は切らず、古い用土と、上記の土を混ぜながら、植え替えました。7割位が、古い用土だったと思います。

大きさは、鉢の下から1番上の葉までで、110センチ、真ん中位から、横に曲がっています。下部にフサフサと、6つ程株?があり、その株から枝が2、3本づつ出てます。よく観察してみたら、下部の株の根元が、元気な枝の根元と比べると、茶色く柔らかく感じます。曲がった先には、枝が7本出ています。

現在は、下部の枝がシワシワになり葉の8割がが、なんとなく下向きになっています。枝に張りがなく、クタクタなイメージです。上の枝の方が、幾分元気がありますが、数本の枝が同じようにシワシワクタクタになりつつあり、全体的に葉に力がなく下向きになってます。

といった現状です。アドバイス頂けると、嬉しいです。よろしくお願いいたします。


Re: ツピダンサスの葉が寝てしまいました。(2) 投稿者:ふら 投稿日:2017/07/06(Thu) 15:01

「野菜と花用の土」自体はさほど問題はないでしょう。ただし水もちが非常によいということと、コバエの発生原因になるものが含まれているので、その点だけ要注意です。

問題は古い用土を混ぜたということ。購入時に使われていた古い用土は、生産用者にとって使いやすいもの(ピートモスなど)が多いと思います。プロにとっては使いやすい用土であっても、排水性に問題があるなるなど、私たちにとってはやや使いにくい用土であることが多いものです。また古い用土には雑菌や老廃物がたまっていることも多いでしょう。

さらに性質が分からない古い用土を混ぜてしまうと、出来上がった用土の性質はまったくわからないものになってしまいます。(そんな用土でも育てるのが絶対に不可能というわけでもないのですが、まあやめておいた方がいいでしょう)

思い切ってもう一度植え替え


ここでご提案です。
用土を購入なさって、思い切ってもう一度植え替えてみてはいかがでしょうか。このままだと用土の性質が分からず、水やりの目安もどうしていいのか悩み続けることになってしまうからです。もし植え替えるなら、梅雨の時期が最適期です。

ただし本当にすみませんが、植え替えの結果、必ず回復すると保証できるわけではありません。もしかすると、最悪の場合、植え替え後に枯死してしまうという可能性もないではありません。それでも植え替えてみようという場合は、その旨を書いていただければ、改めて用土や植え替え方法を書かせてもらいます。よく検討なさってみてください。


> 下部にフサフサと、6つ程株?があり、その株から枝が2、3本づつ出てます。

根元の部分から複数の幹が出ている、つまり複数の株が寄せ植えになっているようだということですよね?



Re^2: ツピダンサスの葉が寝てしまいました。(2) 投稿者:ごん 投稿日:2017/07/07(Fri) 16:03

ふらさま、ありがとうございます。回復する事を願って、思い切って、植え替えにチャレンジしたいと思います。覚悟を、決めました。用土も購入しますので、ご指導願います。

下部分ですが、寄せ植えではなく、一本の幹です。下の方から新芽が出て、枝になり、さらに枝分かれして葉が付いてます。購入した時には、すでに枝になっていました。説明が下手で、申し訳ありません。よろしくお願いいたします。

Re^3: ツピダンサスの葉が寝てしまいました。(2) 投稿者:ふら 投稿日:2017/07/07(Fri) 22:33

それでは私の植え替え方法を書かせていただきます。一般的な植え替え方法とは少し異なる部分もありますが、私が最良と思っている方法です。(一般的な植え替え方法は検索してみてください)

用土は市販の「観葉植物の土」、あるいは「硬質赤玉土だけ」

用土は市販の「観葉植物の土」、あるいは「硬質赤玉土だけ」のいずれかがいいでしょう。

我が家ではツピダンサスを含め、ほとんどすべての熱帯植物を「硬質赤玉土だけ」で植えています。硬質赤玉土はきわめて水はけがいいので、乾きやすく、場合によっては水やりに追われることになるかもしれません。赤玉土だけを用いる場合、春〜秋には用土の表面が少しでも白っぽく変わってきた時にすぐに水やりを行います。このコツさえつかんでしまえば、扱いやすい用土と言えるでしょう。またコバエなどのの発生原因になることもまずありません。肥料分が含まれていないので、緩効性化成肥料などを与える必要もあります。

一方、市販の「観葉植物の土」の場合、性質がさまざまなので、水やりのタイミングを一言で説明することはできません。用土の様子をよく観察し、自分なりのタイミングをつかむようにするといいでしょう。ピートモスが多く含まれている製品は、はじめは水をはじきやすいので、何度も水をかけてよくなじませるようにします。

植え替え方法。

できれば用土を少しだけ乾かして、落としやすくします。鉢から抜いたらゆすって用土をおおまかに落とします。その後、水を張ったバケツなどに入れて根を丁寧に洗い、用土をすべて落としてしまいます。

根が黒く腐っていて異臭を放つようなら根腐れ

この時、根の様子をよく観察してみてください。根が黒く腐っていて異臭を放つようなら根腐れです。この場合は傷んだ根をハサミなどで切り取ってしまいます。根が腐っていない場合は、枯れた根を切り、また長く伸びすぎた根の先端を切る程度で大丈夫でしょう。

6号鉢(直径18センチ)よりも大きい鉢を用いる場合、底の方に鉢底石を入れた方がいいでしょう。「鉢底石」「鉢底に入れる石」などの名称で販売されています。

植え付け後はもちろん、十分に水を与えます。切った根の量に応じて、葉を少し減らした方がいいかもしれません。葉柄の部分をハサミで切ります。
枝があるということなので、葉柄ではなく枝から切って挿し木することもできます。

新しい根が伸び始めるまでに2週間ほど掛かります。それまでは用土を乾かさないように注意。明るい日陰に置きましょう。

肥料は植え替え後、3〜4週間してから、生育を開始しているのを確認して与えます。以上ですが、何か不明点があればお書きください。


Re^4: ツピダンサスの葉が寝てしまいました。(2) 投稿者:ごん 投稿日:2017/07/08(Sat) 11:12

ご指導、ありがとうございます。感謝です。早速、土を購入してきます。植え替えした後、日陰で、様子見で良いでしょうか??

Re^5: ツピダンサスの葉が寝てしまいました。(2) 投稿者:ふら 投稿日:2017/07/08(Sat) 21:51

熱帯植物が発根しやすい気温は25℃くらい

熱帯植物が発根しやすい気温は25℃くらいのようです。お住いの場所は分かりませんが、このところ気温が高い地域が多いと思います。できるだけ気温が上がらない場所がいいでしょうね。ただし日陰では回復しにくいこともあります。明るい日陰くらいの場所でしばらく様子を見て、問題ないようなら少しずつ明るい場所に移動しましょう。

植え替えの時、根の様子が分かると思います。もしご面倒でなければ、後日その状態を教えてください。

Re^6: ツピダンサスの葉が寝てしまいました。(2) 投稿者:ごん 投稿日:2017/07/10(Mon) 13:15

土曜日に、赤玉土のみで、植え替えを、してみました。硬質赤玉土がなかったのですが、ここ2、3日で弱ってきていて、どうしても早く植え替えしてあげたくて、赤玉土にて、行いました。ふらさんの植え替え法で、してみました。ご丁寧に、分かりやすい説明を、ありがとうございました!前回の時の様に、枝や葉が寝てしまう事もなく、今の所、小康状態です。その後は、基本的には明るい日陰で、なるべく高温にならない場所に置いています。

根は、根腐れしてなかったと思います。素人なので、確かではありませんが、バケツに水を溜めて土を丁寧落とすと、タワシでざっと洗ったゴボウのような根でした。110センチの身体にしては、根部分が小さく、よく幹や枝や葉を支えてるな、といった印象です。太い根(もっと長かったと思われる)が、ぶつっと切られていました。全体的には、根があまり長くない、伸びてない、感じでした。

質問です。
最近は留守にすると、締め切った部屋が30度を超えてしまいます。やはり、その部屋に置きっぱしというのは、植物達には、辛い環境なのでしょうか??


Re^7: ツピダンサスの葉が寝てしまいました。(2) 投稿者:ふら 投稿日:2017/07/10(Mon) 19:47

硬質赤玉土でなくても、取りあえずすぐに問題が生じるわけではありません。一年もすると崩れて粉状になってしまうことが多いので、植え替え頻度が高くなるということです。少なくとも来年くらいまでは、そのままで大丈夫でしょう。

赤玉土の色の変化に注意してください。少しでも乾くと色が白っぽくなるのがはっきりと分かると思います。この状態になったら、すぐに水を与えてください。夏の間は、一日に2回(あるいはそれ以上)水やりが必要になることもあります。

はじめは水やりに追われて大変かもしれませんが、根が張ってくるとある程度乾燥にも強くなります。またそのころには赤玉土も多少崩れてくるので、保水性もややよくなります。今の段階では、絶対に水切れさせないようにご注意ください。今の時期、健康な植物で水はけのよい用土なら、水の与えすぎで不調になることはまずありません。

根の量が少ないためにしおれてしまった

根腐れしていないようでよかったです。根の量が少ないためにしおれてしまったのでしょうね。2週間もすれば新しい根が出始めると思います。それまでが勝負です。毎日よく観察なさってください。上記のように水切れさせないように注意し、それでもしおれるようなら葉を落としてください。大胆に葉を落とせばほとんどの場合、水が揚がります。

> 最近は留守にすると、締め切った部屋が30度を超えてしまいます。
> やはり、その部屋に置きっぱしというのは、植物達には、辛い環境なのでしょうか??

できれば避けたいところですが、どうしようもなければ仕方がないですね。根がしっかりと張っていて、水切れさえ起こさなければある程度の高温には耐えると思います。

Re^7: ツピダンサスの葉が寝てしまいました。(2) 投稿者:ふら 投稿日:2017/07/10(Mon) 19:47

硬質赤玉土でなくても、取りあえずすぐに問題が生じるわけではありません。一年もすると崩れて粉状になってしまうことが多いので、植え替え頻度が高くなるということです。少なくとも来年くらいまでは、そのままで大丈夫でしょう。

赤玉土の色の変化に注意してください。少しでも乾くと色が白っぽくなるのがはっきりと分かると思います。この状態になったら、すぐに水を与えてください。夏の間は、一日に2回(あるいはそれ以上)水やりが必要になることもあります。

はじめは水やりに追われて大変かもしれませんが、根が張ってくるとある程度乾燥にも強くなります。またそのころには赤玉土も多少崩れてくるので、保水性もややよくなります。今の段階では、絶対に水切れさせないようにご注意ください。今の時期、健康な植物で水はけのよい用土なら、水の与えすぎで不調になることはまずありません。

2週間もすれば新しい根が出始める

根腐れしていないようでよかったです。根の量が少ないためにしおれてしまったのでしょうね。2週間もすれば新しい根が出始めると思います。それまでが勝負です。毎日よく観察なさってください。

上記のように水切れさせないように注意し、それでもしおれるようなら葉を落としてください。大胆に葉を落とせばほとんどの場合、水が揚がります。

> 最近は留守にすると、締め切った部屋が30度を超えてしまいます。
> やはり、その部屋に置きっぱしというのは、植物達には、辛い環境なのでしょうか??

できれば避けたいところですが、どうしようもなければ仕方がないですね。根がしっかりと張っていて、水切れさえ起こさなければある程度の高温には耐えると思います。

ツピダンサスの葉が寝てしまいました(3) 投稿者:ごん 投稿日:2017/07/13(Thu) 23:23

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