【ブルーミングスケープ】”キャットテール”を｜ガーデニング＆観葉植物の育て方

”キャットテール”を 投稿者：みんと。 投稿日：2000/08/08(Tue) 15:25

買ってきた初心者ガーデナー、でんがな～？？
…風通りの良すぎるベランダ、日当りも午前～12時位まで、
とゆう環境なのですが、今の時期は直射日光が当るベランダでも
大丈夫なのでしょうか？　そしてやはり吊り下げて育ててあげるのが
適しているのでしょうか？　（台の上に置いておくのは良くない？）
できれば大切に育ててあげたいので　育てのポイントを
どなたか教えていただけたら・・・
よろしくお願いします　m(__)m　ペコ。

Re: ”キャットテール”を 投稿者：みぞぐち 投稿日：2000/08/08(Tue) 20:30

まったく同じ様な環境でキャットテール（アカリファ・レプタンス）を
育てて３年目です。(^^)

キャットテールは日照を好みますので、極力日照は確保しましょう。直
射日光を当てても全く問題ありませんが、水切れには弱いので、あまり
強く土を乾燥させないように、潅水には注意が必要です。根が細くて伸
長も早いので、やや重めの土の方が管理が楽かもしれません。鉢が小さ
い場合は特に水が切れやすくなるのでご用心。

もともと匍匐して伸びていきますので、何もしなければ花が先端近くに
ついて垂れ下がるようになります。確かに吊り鉢向きではありますが、
平置きしても楽しめるでしょう。その場合はあまりはみ出して先に伸び
ないように、少し先端を切り詰めてやると、草姿が整います。
# うちは平置きです。

花芽に水がかかると花が黒ずんでうまく展開しなくなることがあるの
で、できるだけ潅水時に花に水をかけないようにします。施肥はそれ
ほど多くなくても間に合います。薄い液肥を与えるか、固形の緩効性
肥料でも転がしておけば充分でしょう。

水や施肥管理に手落ちがないのにどうも勢いが落ちてきたなあ、と感
じられるようになったら鉢の裏を見て、根詰まりしていないかどうか
を確認してください。鉢裏から細い根がいっぱいはみ出しているよう
なら、根と地上部を切り詰め、土を替えて植え替えます。植え替えは
夏の成長期に行います。なお、剪定で切り落とした徒長枝は挿し芽で
きます。充分水上げしたものを赤玉土などに挿します。

病気はほとんどないと思いますが、カイガラムシやハダニの被害が出
ることがありますので、薬剤や剪定で防除します。

秋以降、気温が下がってきたら室内に取り込んで、最低８～10℃確保
し、日当たりのいい窓際などで越冬させます。その間は水やりはやや
控え目にし、施肥は行いません。低温で葉が落ち、枝が枯れ込んでし
まっても、根まで傷まなければ春以降気温が上がってくるに従い、株
際から新しい枝がたくさん出て復活しますので、短気は禁物です。

まとめ：
　1) 日当たりのいい場所で、水を切らさないように育てる。
　2) 冬は室内で最低８～10℃以上を確保し、潅水は控え目に。
　3) 花芽に水をかけない。根詰まりに注意。