挿し木の方法
挿し木(芽)
1)なるべく今年、芽吹いた新芽の部分を、5cm程度、カッターやはさみなどでカットします。
(斜めにカットしておいた方がGOOD!!)2)次に、できれば、カットしたものを、水揚げさせるために、1時間ほど水につけておいてください。
3)挿し木(芽)用の土が売られていますので、できれば、その用土に、挿していくのが良いでしょう。
4)挿し終わりましたら、十分に、水をかけてください。
挿し木とは?
もっとも行いやすい方法です。種で増やしにくい品種や、ハーブ・観葉植物などを増やすのに良く利用されます。
土に挿さなくても良い方法はないの?
「水挿し」という方法があります。
「水挿し」とは、ポトスなどを増やすのに、水を入れたコップなどに、茎の部分を挿しておいたら根が出てきます。このような方法が「水挿し」です。観葉植物(主に、ポトスなどのつる性)や1・2年草などでも「水挿し」でもOKな品種があります。時期は、室内ですと寒い地方を除けば年中、大丈夫でしょう。水を腐らせないように注意してください。
「葉挿し」という方法もあります。
「葉挿し」とは、文字通り、葉を挿して増やします。葉を適当な大きさにカットし挿したり、葉のまま挿して増やす方法です。サンスベリアなどにも可能です。
茎挿しの方法
茎挿しは、観葉植物のドラセナ類に最適です。
1.ドラセナ類の葉の下の部分の茎をカットします。(切り口は清潔に!!)
2.上の絵のように茎のままでもOKです(上下を間違えないようにご注意ください。)
3.葉が茂っているものは、下葉をとってボリュームを減らしてください。
4.葉の部分を、根が出るまで、ゴムなどでしばっておくと、蒸散作用が、活発に行われないため、効果的です。(葉の部分をしばって、上半分を切り落とすのも効果的です。)。
5.上の状態のものを、挿し木用の用土などに挿してください。
挿し木を行う時の注意など?
挿し木用の土を使用する時は、一度、使用したことがある古い土ではなく、購入したばかりの新しい土を使用されることをおすすめいたします。春頃の気温が高い時期には、ベランダなど水をかけても良いような場所でまずは行っていただくのが良いかと思います。
育苗箱の穴より、挿し木用の土の粒子は細かいため、育苗箱に挿し木用の土を、敷き詰めた時には、育苗箱の底穴から、挿し木用の土が一部、こぼれ落ちますので、ご注意ください。ただし、水を上からかけてあげることにより、挿し木用の土がしまり、育苗箱の底穴からこぼれ落ちるのが、だんだんと減ってきます。
もし、室内で冬場にどうしても挿し木をしないといけないという時には、ガーデニング 植え替えシートなどを下に敷いて、作業をされるとよろしいかと思います。育苗箱は、底部分に穴があいておりますので、水やり時には、水が底から出てきますので、室内で作業を行う場合には、ご注意ください。
挿し木や株分けなどの作業をした場合は、しばらくの間(新芽や根が出るまで)、明るい日陰で管理をします。これは、根がなかったり、傷ついたりしていて水分の吸収量が少ないにも関わらず、光線をたっぷり浴びる場所に置くと、葉からの水分の蒸散が多すぎて、水不足になってしまうからです。株が弱っている状態なので、穏やかな環境をつくって、芽が動くのを待ちましょう。
育苗箱はこちら
ガーデニング 植え替えシートはこちら
挿し終わった後は、どうすればいいの?
直射日光を避け、風などで、挿した茎が、ぐらつかないような場所に置いてください。 室内では、窓際などの明るい場所でもOKです。 「水やり」は、土の表面が乾いてから与えます。土の湿っている状態では、与えないほうが良いでしょう。いつもいつも水で挿し木用の土が湿っている状態ですと、根を出す必要がなくな り、なかなか出そうとしません。また、乾燥している状態が長すぎますと、幹が 枯れはじめますので、土が乾燥してしまう前頃に、水やりをしていただく タイミングがよろしいかと思います。 土の中の水分が蒸散でなくなってきていることも感知しながら、水がなくなりそ うなので、根を伸ばそうという感じになりますので、一旦、土の中の水分がなく なりつつ、かつ、乾燥してしまわないくらいになった時に、また、たっぷり水を 与える感じになります。根が発根すると、植え替えて、大きく育ててみましょう。チャレンジ!!
挿し木の時期は?
観葉植物や草花など・・・5~7月・9月ころ(寒い地域:6~7月ころ)
挿し木のポイントを教えて?
挿し木のコツは、カット部分を清潔にしたまま、新しい清潔な用土や水こけなどで挿すことをオススメいたします。
挿し木に適する植物って何?
観葉植物・・・「茎挿し」:観葉植物のドラセナ類に最適。「葉挿し」:サンスベリアなど 「水挿し」:ポトス・フィロデンドロンなど
草花など・・・ゼラニウム・マーガレット・ポーチュラカ・マツバギク・マーガレットなどなど
ハーブ・・・・・ハーブの大部分
では、実際に『挿し木』をしてみましょう。
1.挿し木は、菌などがいないきれいな土を使うのが良いです。挿し木用の土やパーライトなどで行います。育苗箱を使ってみましょう。
育苗箱に挿し木用の土を入れて、水をかけ土をしばらく落ち着かせます。最初、ふかふかしていますので。
あとはふやしたい植物を土に挿して、ふやしましょう。根っこが出てくるまでは、きちんと水やりをしてあげましょう。土に挿す前にメネデールなどの発根促進剤に土に挿す部分を、1日位、浸けておいても良いですよね。
画像は、フィカス ウンベラータを挿し木した様子です。無事に、ウンベラータの挿し木は成功し、きちんと根が発根してきました。
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