観葉植物 育て方

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アイビー(ヘデラ)の育て方|観葉植物Dictionary

アイビー(ヘデラ)

基本情報

科名:ウコギ科

つる性植物

原産地:ヨーロッパ

私の難易度?★★

育てる環境や水やり

:半日陰でも良い植物。耐寒性や耐陰性があるため、ある程度の場所はOK。 西日を避け、半日陰くらいの場所。

温度:0℃以下にならなければよい

:植えつけ後は、たっぷりと与えて下さい。乾燥時にあげます。(乾燥は以外に強い)

特徴や育て方など

観葉植物の中でも代表的なのがアイビーですよね。ヘデラという、英語名で売られていることもあります。 ガーデニング時の、寄せ植えの際に根締めに良く使います。屋外での管理OKです。冬場、寒い時は、たまに葉色が赤く変わったりします。管理は簡単な植物です。 寒さに強いのが特徴。 特に、葉に白い斑が大きく入る種類は、 マイナス10℃近くになっても枯死せず、 戸外で冬越しできるので、 1鉢あると使い道の広い植物です。 強い直射日光にも耐えれますし、 高温下でも弱りません。 育てやすく、管理のしやすい植物です。 葉の形や大きさ、斑の入り具合など、多くの種類があります。 葉面積の広い系統(イングリッシュアイビー)と、 葉の小さい系統に分けられますが、 基本的な育て方は同じです。

肥料は控えめに

ある程度の大きさになった鉢を手に入れて、 大きくすると使い道がひろがります。 生育期間は4〜10月。 この間に、お手入れ方法をしっかり覚えておきましょう。 大きく育てる絶対条件は『日光浴』。 生育期間中、戸外に置き、 せめて半日は日光を充分に当ててあげます。 水は用土の表面が乾いたら、午前中に与えます。 週1回、1,000倍に薄めた液体肥料を与えてあげましょう。 常に葉のグリーンを美しく維持しておくと、 他の草花との寄せ植えに、とても重宝します。 5〜9月の間なら、いつでもさし芽(挿し木)ができます。 伸びている茎を5〜10cmに切って水あげしたあと、 バーミキュライトか、赤玉土にさし、 薄日に当てて、乾かさないように管理すると、 10〜15日で発根します。

室内に置きっぱなしは×

アイビーは日陰でも育つ観葉植物。 一年中、室内に飾りっぱなしにしておいても、 枯れることはありませんが、 伸びる茎が間延びして、葉肉も薄くなってしまい、 葉色も冴えなくなり、いかにもみすぼらしくなります。 これは、日光不足が原因。 長い間、室内に置いた株を、 いきなり戸外に出して日光浴させると、 日焼けを起こしてしまいます。 薄日から徐々に直射日光に慣らしていくようにしましょう。 数鉢ある時は、室内と戸外に置き、 ときどき入れ替えてあげる…というのも、良いですよね。 戸外に置いたものはよく乾くので、 夏は水やりをこまめに行います。 鉢の割に大きく育ちすぎた時は、 5〜9月の間にひと回り大きな鉢に植えかえましょう。

どんな植物と取り合わせても似合うアイビー

ンテナに植えるときも同じですが、 特にハンギングバスケットに植え込んで、 吊るして観賞する場合、垂れ下がる植物をいくつか植え込むと、 ボリューム感や変化が出ます。 何より、風にそよぐ姿が見る人を魅了しますよね。 下垂する植物はあまり多くないので、 その点で言っても、アイビーは貴重品です。 どんな植物と取り合わせても似合うので、 増やせる時期(5〜9月)に、 たくさんさし芽して増やしておきましょう。 さし芽は2号鉢で育てます。 根元からわき芽が発生したら、これを摘み取り、 伸びる芽を1本にしておくと、より生育がよくなります。 生育を盛んにしたい時は5〜10月に、月1回、 油かすの固形肥料を鉢の表面に置き、肥やしておきます。


解説

温度・・・越冬するための最低必要な温度

10℃以上の場所を好む=「寒さに弱い植物」であることになります。冬場、注意が必要です!!

5℃〜10℃の場所を好む=「室内であれば、ある程度の場所はOK!?」

0℃以下にならなければ良い=「観葉植物の中でも、寒さに強い植物」の意味でもあります。


難易度・・・★が多いほど、管理が難かしい。

  ★は、5個が最高


光・置き場所・・・飾る場所の参考に

明るい場所を好む植物: 窓際の明るい場所でレースのカーテンごし(直射日光を好みます。)

半日陰でも良い植物: 日中、電灯をつけないでも新聞が読めるくらいの明るさ

日陰でも強い植物: 直射日光は嫌ったりしますが、明るいにこしたことはありません。暗めの場所でもOKです。