ヤシの木の育て方|観葉植物Dictionary
トロピカルな雰囲気を楽しめるヤシの木。お部屋やオフィスに飾って南国の雰囲気を楽しみませんか?
トックリヤシ
基本情報
学名:Mascarena lagenicaulis(Hyophorbe lagenicaulis)
原産地:アフリカ
属名:トックリヤシ属
私の難易度?★★★
育てる環境や水やり
光:明るい場所を好む植物
温度:15℃以上の場所が望ましい
水:土の表面が乾いてから、たっぷり与えてください。
トックリヤシの特徴
幹の根元部分が大きく膨らむのが特徴で、別名 ボトルパームとも呼ばれたりしています。また、トックリヤシはヤシの中でも生長が遅い方です。室内の暖かくて明るい場所で育ててください。 葉先にオレンジ色や茶色の色の変化が出てくるのも特徴でそれもトックリヤシの魅力です。
お部屋やオフィスに飾ると、珍しいヤシがオシャレな雰囲気にしてくれます。お家に遊びにきたお友達もきっと目をとめそうな珍しい観葉植物です。 あまり見かけないモダンな雰囲気も最高♪ 大きくなると幹の下の部分が「とっくり」のような形になり太くなってきます。 葉っぱの先がオレンジがかっています。枯れているようにも見えますが、その色の変わりぐあいが非常に魅力的な植物です。
トックリヤシの葉の特徴としてその他には、葉の裏に写真のような茶色の繊維が葉脈にそった感じでついています。手でこすると取れますが、害虫などではなく、トックリヤシの葉の特徴になります。
トックリヤシの風水 動画
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トックリヤシモドキ
基本情報
学名:Mascarena verschaffeltii
原産地:アフリカ
属名:トックリヤシ属
私の難易度?★★★
育てる環境や水やり
光:明るい場所を好む植物
温度:10℃以上の場所が望ましい
水:土の表面が乾いてから、たっぷり与えてください。
トックリヤシモドキの特徴
トックリヤシに葉っぱがすご〜く似ているのでトックリヤシモドキです。トックリヤシとトックリヤシモドキの違いは、生長して大きくなっていきますと幹の基部がふくらんで綺麗なトックリ状になるのが、トックリヤシで、綺麗なトックリ状にならないのがトックリヤシモドキです。ただ、トックリヤシモドキも幹の基部はや肥大します。若木の時には、葉や上の葉がついたいる部分などを見ると、トックリヤシにそっくりなため、トックリヤシモドキと呼ばれています。
トックリヤシモドキは、トックリヤシより流通量が多めです。トックリヤシモドキは、単幹性でふやす場合は、種から実生でふやします。トックリヤシの実は、丸みをおびているのに対し、トックリヤシモドキの実は楕円形(先端に丸みがある円錐状の実)になります。アレカヤシに比べ、葉数が少なく、幹が堅いのが特徴です。 葉っぱや幹の部分が、少しオレンジがかっていたりし、葉にはやや光沢があり、幹もかたい感じです。管理もしやすい品種のひとつです。
トロピカルな雰囲気を楽しめるヤシの木。お部屋やオフィスに飾って南国の雰囲気を楽しみませんか?
ケンチャヤシ
基本情報
学名:Howea belmoreana
原産地:オーストラリア
属名:ホウエア属
私の難易度?★★
育てる環境や水やり
光:日陰でも強い植物ですが、日陰すぎる場所に長い期間、置いておくと、葉っぱが下の方に垂れてくることがございます。その際は、半日陰や明るめなどの場所で管理なさってください。
温度:0℃以上の場所が望ましい
水:土の表面が乾いてから、たっぷり与えてください。
ケンチャヤシの特徴
ヤシの仲間の中で、日陰に強い観葉植物のひとつで、比較的育てやすいです。特徴として、アレカヤシなどと比べると葉の色が濃いグリーンで葉数が少なめですが、葉っぱ1枚が大きめですので樹形などはそっくりですよね。このケンチャヤシのトロピカルな雰囲気を演出するのに、もってこいの観葉植物です。半日陰な場所ややや日陰な場所でも育ってくれますが、長い期間あまりにも暗すぎる場所でしたら、葉っぱが全体的に垂れ下がって樹形が乱れてきますので、その場合は、やや明るめな場所に移動してあげましょう。
フェニックス ロベリニー
基本情報
学名:Phoenix roebelenii.
原産地:東南アジア
属名:フェニックス属
私の難易度?★★★
育てる環境や水やり
光:明るい場所を好む植物
温度:0℃以上あれば良い。
水:土の表面が乾いてから、たっぷり与えてください。
フェニックス ロベリニーの特徴
南国の街路樹ヤシのようなたたずまい。幹の木肌のゴツゴツ感とヤシ独特の皮もあり、トロピカル〜って感じです!このフェニックス ロベリニーを飾ってカクテルなんか飲むと、すご〜くおいしく感じそうです!良く夏場、ビアガーデンなんかでも見かけませんか?夏場は、水を良く吸いますので、水切れさせないように注意されてくださいね。管理は、案外、やさしいと思います。カイガラムシがつくことがございますので、定期的に予防してあげるとバッチリ!風通しの良い明るい場所に置いて管理してあげてください。
ミエミツヤシ(サンカクヤシ)
基本情報
学名:Neodypsis decaryi
原産地:マダカスカル
属名:ミツヤヤシ属
私の難易度?★★
育てる環境や水やり
光:明るい場所を好む植物
温度:5℃以上あれば良い
水:土の表面が乾いてから、たっぷり与えてください。
フェニックス ロベリニーの特徴
元が三角形になっていておもしろいヤシです。葉色は、グリーンとグレーが混ざったようなモスグリーン色をしています。ヤシの中でも特に株元が特徴的ですね。是非、三角形の株元をご覧くださいね♪ヤシの中でも管理がやさしい方の品種ですよ。
シンガポールヤシ
基本情報
学名:Ptychoraphis singaporensis
原産地:シンガポール
属名:ニコバルヤシ属
私の難易度?★★★
育てる環境や水やり
光:明るい場所を好む植物ですが、暗めな場所にも強い
温度:10℃以下にならなければ良い
水:土の表面が乾いてから、たっぷり与えてください。
シンガポールヤシの特徴
大きくなっていくと葉っぱが下に垂れてくるおもしろいヤシです。葉っぱは明るい緑色で、小さいうちは、葉っぱは上向きに立っています。アレカヤシに比べやや葉っぱが細い感じです。お家やオフィスで夏を感じたい時に、ちいさなシンガボールヤシを置いてビールでも飲みながら楽しめそうです。
クジャクヤシ
基本情報
学名:Caryota mitis
原産地:マレー etc.
属名:クジャクヤシ属
私の難易度?★★★
育てる環境や水やり
光:半日陰でもOK
温度:10℃以下にならなければ良い
水:土の表面が乾いてから、たっぷり与えてください。
クジャクヤシの特徴
ヤシの仲間の中で、おもしろい特徴のある葉っぱを持っています。クジャクが羽を広げたようにも見え、葉っぱが、羽のようにギザギザしています。
アレカ カテチュ
基本情報
学名:Areka catechu L.
原産地:マレー半島
属名:アレカ属
私の難易度?★★★
育てる環境や水やり
光:明るい場所を好む植物
温度:5〜10℃以上の場所が望ましい
水:土の表面が乾いてから、たっぷり与えてください。
アレカ カテチュの特徴
ココヤシの小さい実みたいなのから、葉っぱが出ていて、かわいい雰囲気をしています。おもしろいですよね。ちょっとした場所に置いて、熱帯の雰囲気が楽しめます。ちなみに大きくなっていくとこの実はなくなっていきます。寒さには弱い方なので、冬場はできるだけ暖かい場所で育ててあげてください。
ラベニアヤシ
基本情報
学名:Ravenea Rivularis
ラベニア リブラレス
別名:Majesty Palm
原産地:マダカスカル島
私の難易度?★★★
育てる環境や水やり
光:半日陰でも強い植物
温度:10℃以上の場所が望ましい
水:土の表面が乾いてから、たっぷり与えてください。
ラベニアヤシの特徴
非常に珍しいヤシで学名が『Ravenea Rivularis』といいます。ほとんど日本ではまだ流通していない品種ですが、葉っぱがライトグリーンで明るいやさしい葉色をしています。また、アレカヤシと比べても寒さにもやや強めで、飾ると非常にトロピカルな雰囲気になります。是非、お部屋などに飾ると明るい雰囲気になると思います。
フォックステール パーム
基本情報
学名: Wodyetia bifrcata ヴォデテア ビフルカータ
和名:キツネの尾ヤシ(Foxtail Palm)
原産地:オーストラリア
属名:ヴォデテア属
私の難易度?★★★
育てる環境や水やり
光:明るい場所を好む植物
温度:5℃以上あれば良い。
水:土の表面が乾いてから、たっぷり与えてください。
特徴や育て方など
非常に珍しいヤシで葉が四方へ広がっていき姿がキツネの尾っぽに似ているということから、日本名で『キツネの尾ヤシ』と呼ばれています。店頭にはほとんど並ばない珍しいヤシです。株が充実してきますと白いお花が咲き、その後、赤い実がなります。
ワシントニア(ワシントンモドキ)
基本情報
学名:Washingtonia robusta
原産地:北米西部
属名:ワシントニア属
私の難易度?★★★
育てる環境や水やり
光:明るい場所を好む植物
温度:-5℃以上あれば良い。
水:土の表面が乾いてから、たっぷり与えてください。
特徴や育て方など
すご〜く特徴的な観葉植物です。一般的にアメリカでは、このワシントニアのことを、パームツリーといっており、露地植えにしますと、マイナス5度程度までは耐えるほど耐寒性もあります。別名、糸ヤシとも呼ばれておりまして、葉っぱ部分に、糸のような繊条が垂れるのも特徴です。葉っぱのから出ている繊条も、特徴的で他の観葉植物ではあまり見られないので、愛着がわいてきます。ワシントンモドキとも呼ばれておりまして、高温多湿を嫌います。やや乾燥にも耐える、育てやすい観葉植物です。点灯では、ほとんど手に入りにくい観葉植物で、 他にはあまりない観葉植物を飾りたいときには、オススメです。
ヤシの木の特性
科名:ヤシ科
トロピカルな雰囲気を楽しめるヤシの木。お部屋やオフィスに飾ると南国の雰囲気が楽しめます。
ふやし方
株立ちするヤシ類は、「株分け」を行いふやします。時期的には、5月〜7月頃が良いでしょう。
飾る場所
熱帯の植物ですので冬場は、やはり室内のあたたかい場所で育ててください。ヤシ類の中には、耐陰性をもつ品種が多いのも特徴で、比較的、半日陰でも育ってくれるため、お手入れが簡単な観葉植物で人気が高いです。急に直射日光が当たるような場所へ移動しますと『葉焼け』という症状が起こりまして、葉っぱが『やけど』したような状態になって黄色く(茶色く)なったりしますのでご注意ください。
水切れ時の対処方法
水切れになった場合、土がカラカラになっていますので、鉢底から水が出てくるくらいまでたっぷり与えます。水切れを起こしますと、どうしても葉っぱが茶色になってきます。この場合は、茶色になった葉っぱの茎を大元の幹の付け根よりカットしてください。葉先だけが茶色になった場合は、葉先だけをカットします。
根腐れ時の対処方法
常時、根っこ部分が湿ったような状態の場合、根腐れを起こしたりします。例えば、日陰な場所に設置していた場合、日陰であるため土中の水分が他の場所に比べて、減りにくい環境にあるのですが、しょっちゅう水やりをしてしまったりすることで、いつも土中が湿った状態になったりします。このような場合、根っこ部分が腐った状態になります。 こうした場合は、全体的に葉っぱがぐたっとして葉色が黄色くなってきます。暖かい時期に、腐った根をカットし、植え替えを行います。
根詰まり時の対処方法
鉢いっぱい根っこがまわってしまい「根詰まり」を起こしますと葉先や葉っぱが茶色になってきたりします。根っこがストレスを感じてしまうのですね。そういった場合は、1回り大きめな鉢に植え替えをしてあげましょう。
植え替え方法
鉢底から根っこがたくさん出てくるようになったら「植え替え」をしてあげましょう。時期的には、暖かくなった5〜7月頃が良いです。
ヤシの木を飾って楽しむ
ヤシの木は、ホテルのロビーなどを見渡しますと良く飾られています。存在感もありライトアップされていたりすると大変、綺麗です。また、テレビドラマなどでもセットに飾られているのをよく目にします。ヤシは、お部屋やオフィスなどに飾りますとトロピカルな雰囲気も楽しめビールなどもきっとおいしく感じられると思います。いろいろな楽しみ方で是非、飾ってくださいね!
解説
10℃以上の場所を好む=「寒さに弱い植物」であることになります。冬場、注意が必要です!!
5℃〜10℃の場所を好む=「室内であれば、ある程度の場所はOK!?」
0℃以下にならなければ良い=「観葉植物の中でも、寒さに強い植物」の意味でもあります。
★は、5個が最高
光・置き場所・・・飾る場所の参考に
明るい場所を好む植物: 窓際の明るい場所でレースのカーテンごし(直射日光を好みます。)
半日陰でも良い植物: 日中、電灯をつけないでも新聞が読めるくらいの明るさ
日陰でも強い植物: 直射日光は嫌ったりしますが、明るいにこしたことはありません。暗めの場所でもOKです。