ドラセナ ワーネッキー(ドラセナ・デレメンシス)の育て方|観葉植物Dictionary
ドラセナ ワーネッキー(ドラセナ デレメンシス)には、幹に節のようなものがあるのも特徴です。ワーネッキーの中でも葉色がいろいろあり楽しめます。育てやすい観葉植物です。
ドラセナ・デレメンシス・レモン・ライム
基本情報
学名: Dracaena deremensi scv.”Lemon Lime”
私の難易度?★★
ドラセナ・デレメンシス・レモン・ライムの特徴
ワーネッキーの中でも葉色が美しいです。光沢のあるレモンライムのストライプの葉っぱが気持ちをなごませてくれそうです。
ドラセナ アオワーネッキー
基本情報
Dracaena deremensis cv.”Virens”
私の難易度?★★
アオワーネッキーの特徴
茎は濃いグリーンなのですが、その中に白い節のようなものがあり、きれいです。
シロワネッキー(ドラセナ・ワーネッキー)
基本情報
学名:Dracaena deremensis cv.”Warneckii”
私の難易度?★★
シロワネッキー(ドラセナ・ワーネッキー) の特徴
ホワイトストライプ バージョンです。やや光沢のある葉っぱにホワイトの美しいストライプが入っているため、ドラセナ・シロ(白)ワーネッキーなどと呼んだりしておりますが、本来、このワーネッキーがドラセナ・ワーネッキーです。アオワーネッキーと呼んでいる品種は、こちらの白ワーネッキーの枝変わりになります。半日陰の場所でも強い植物です。
和風、洋風な場所、両方にマッチしますし、それほど幅も取らないのがおすすめです。生長度合いは、他の観葉植物に比べて遅い方です。 ホワイト調のインテリアなどに合わせるとより素敵です。 暖かい場所で育てますと、育てやすい観葉植物ですので、長い間、インテリアとして楽しんでいただける植物ですが、冬場、屋外に出したりして寒さに当たりますと、凍傷にかかってしまうことがございます。ご注意くださいませ。
ドラセナ コンパクタ
基本情報
学名:Dracaena deremensis cv.”VirensCompacta"
私の難易度?★★
ドラセナ コンパクタの特徴
葉の色が濃く光沢のある葉っぱをしていて、非常に強い品種で、育てやすい品種です。ドラセナの仲間でも、きわめて管理がやさしい方で、寒さに気をつかっていれば、虫もあまりつかず、非常に育てやすいと思います。
ドラセナ ワーネッキー(ドラセナ デレメンシス)の特性
原産地:熱帯アフリカ
科名:リュウゼツラン科
属名:ドラセナ属
ドラセナの中でも日陰にも強く、管理しやすい植物です。葉っぱも光沢があり美しく、成長後も樹形があまり横に広がっていかないので、管理しやすいと思います。また幹も、木の状態になる前は、濃い緑色で、成長に応じて節が出てきます。 冬場の水のやりすぎには、注意してくださいネ。挿し木で増やすことが可能です。時期は、4〜5月頃が良いかも。
このワーネッキーは、科名:リュウゼツラン科、属名:ドラセナ属で皆さんおなじみの「幸福の木」などと同じ仲間です。しかしながら「幸福の木」よりは流通量がやや少ないために、あまりお店の店頭には並んでいないのも特徴です。ワーネッキーの中にも数種類あり、基本的には、光沢のある葉っぱにホワイトのストライプが入っている通常「白(シロ)ワーネッキー」と呼んでいるタイプのことが学名では、「ワーネッキー」になります。葉っぱ全体が、光沢のある濃いグリーンをしている通常「アオワーネッキー」と呼ばれているタイプは、「白(シロ)ワーネッキー」の枝変わりでできたものになります。レモンライムもワーネッキーの仲間になります。
葉色が綺麗なドラセナ デレメンシス レモンライムなどは特におすすめです。また、「幸福の木」は学名で「ドラセナ・マッサンゲアナ」と言い、別名、『シマセンネンボク』とも呼ばれているのですが、「ドラセナ・ワーネッキー」は、学名が、「Dracaena deremensis(ドラセナ デレメンシス)」となります。別名で『シロシマセンネンボク』と呼ばれていたりします。
ふやし方
ふやしたい場合は、「挿し木(茎挿し)」や「株分け」といった方法でふやします。「挿し木(茎挿し)」でも挿し木の可能時期であれば比較的ふやしやすいですね。適期は、5月〜7月頃です。
育ててみたい
熱帯の植物ですので寒さにはやや弱いです。冬場などは、室内の5℃以上あるお部屋などで育てるようにしてくださいね。しかしながら、ワーネッキーは、も比較的、他の観葉植物の中でも半日陰な 場所(やや暗めな場所)にも強い観葉植物で、お手入れが簡単な観葉植物です。よってご家庭やオフィス等で楽しむ場合でも大変、長く楽しめる観葉植物のひとつといえると思います。
また、冬場などの根っこの休眠期の時期は、水の吸収の頻度がゆるやかになりますので、春〜夏にかけての生長期のような水やりも必要なくなり、水やりも比較的、楽です。目安としましたら鉢土の表面が乾いたら、たっぷり水をあげてください。
ワーネッキーは、新陳代謝や葉っぱの寿命等で葉っぱが黄色くなる場合は、主に幹についている一番、下の葉っぱから黄色くなっていきます。これは病気等によるものではないので、あまり心配する必要はないと思います。黄色くなってしまった葉っぱを幹についている根元からカットしてください。葉先がやや黄色くなったり茶色になった場合も葉先の茶色になった部分だけをカットしてあげますときれいな状態に保つことができます。
植え替え
植え替え時期は、暖かくなった時期です。おおよそ5〜6月頃が適期です。大きくなってきたら、ひとまわり大きめの鉢に植え替えをしてあげてください
夏場の葉焼けや冬場、屋外に出してしまった際の凍傷
【夏場の葉焼け】
夏場に上のように観葉植物全体の葉が茶色くなる場合は、葉焼けです。屋外に日光浴や、水やり時に出した次の日くらいからじょじょに茶色くなってきますので、原因がわかりずらいのが特徴です。、暑い時期に屋外に出した場合、人間でいう肌が焼ける症状になり、人間の場合、肌の色はもとに戻りますが、観葉植物の場合、色が戻らず全体的に茶色になってきます。
【冬場の凍傷】
上の写真のように、逆に冬場も同じで、寒い時期に屋外に出した場合で、同じようになってきたら、凍傷にあっています。ご注意ください。そのようになった場合は、いそいでお部屋の中などの暖かい場所に移動してあ げてください。その後も症状がよくならないようでしたら、挿し木(茎挿し)と親株の切り戻しなどで再生してあげましょう。
【自然現象の葉】
上の写真の状態に葉がなる場合がございますが、この葉は葉が入れ替わる際に起きる自然現象の葉になりますので、病気や葉焼けではございませんので、カットしていただきましたも元気に観葉植物は育ちます。
リビングルームやオフィスで楽しむ
ご家庭のリビングルームやオフィス等に飾る場合でもインテリアに合わせて陶器鉢植えタイプにしたり、鉢カバーなどを付けることにより、置いた場所での雰囲気がまた変わり、より一層、良くなります。ホワイト調の壁などの場合は、ホワイトの鉢カバーなどを付けますと、よりお部屋とマッチングしてくれます。
また、ワーネッキーは、お部屋でもあまり幅をとらない観葉植物のひとつですので、飾りやすいですね。また、成長度合いもやや遅い方で、横に広がっていくというよりも、上の方にゆるやかに伸びていくというタイプですので、ポイントとなる場所に飾りますと、非常に良い雰囲気を楽しめます。
幸福の木は一般的ですが、このワーネッキーはあまり店頭でも販売されていない品種で、しかも、半日陰な場所でも強い観葉植物のひとつで育てやすいので、お部屋のインテリアとしても長く楽しめる観葉植物だといえると思います。光沢のあるきれいな葉っぱのワーネッキーを是非、お楽しみくださいね!
育てる環境や水やり
光:半日陰でも強い植物
温度:5〜10℃以上の場所が望ましい
水:土の表面が乾いてから、たっぷり与えてください。
解説
10℃以上の場所を好む=「寒さに弱い植物」であることになります。冬場、注意が必要です!!
5℃〜10℃の場所を好む=「室内であれば、ある程度の場所はOK!?」
0℃以下にならなければ良い=「観葉植物の中でも、寒さに強い植物」の意味でもあります。
★は、5個が最高
光・置き場所・・・飾る場所の参考に
明るい場所を好む植物: 窓際の明るい場所でレースのカーテンごし(直射日光を好みます。)
半日陰でも良い植物: 日中、電灯をつけないでも新聞が読めるくらいの明るさ
日陰でも強い植物: 直射日光は嫌ったりしますが、明るいにこしたことはありません。暗めの場所でもOKです。