観葉植物 育て方

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なんじゃもんじゃの樹(ヒトツバタゴ・一つ葉田子)の育て方|観葉植物Dictionary

なんじゃもんじゃの樹

基本情報

学名:Chinanthus retusus<

科名:もくせい科

属名:ヒトツバタゴ属

私の難易度?★★★

育てる環境や水やり

:明るい戸外

温度:0℃以上の場所が望ましい

:土の表面が乾いてから、たっぷり与えてください。

特徴や育て方など

ヒトツバタゴ

ヒトツバタゴ(一つ葉田子)とも呼ばれており、庭植え・庭木として育てやすい花木です。鉢植えの場合は、露地植えは、いつでも可能です。但し、夏場の植え付け後には、水管理に気をつけられてください。

何故、なんじゃもんじゃ?

水戸黄門様が、将軍様に、この樹木の名前を聞かれた際に、とっさに「なんじゃもんじゃ」とお答えになったことから「なんじゃもんじゃの樹」となったいうおもしろい由来もある樹です。初夏にとっても綺麗な白い花をつけるので、将軍様も愛でたのかもしれませんね。

何故、天然記念物?

初夏に雪がふったように一面、真っ白に美しいお花を咲かせるのがこの「なんじゃもんじゃの樹」です。この樹は、不連続分布をしている(植生が遠くの地域に離れている)珍しい植物です。正解的に、日本では、長崎県津島、岐阜県の東濃地方に近い長野県と、愛知県の一部、台湾、朝鮮半島、中国一部、北アメリカに見られるだけです。今では、一部の限られた地域にだけ残っている生物を遺存っ種といいますが、そのように貴重な樹木に指定されています。実生から開花まで5〜6年(例:高さ 約1m前後になるには、3年位かかります。)水はけのよい場所であれば、庭木として自然形で育ちます。


解説

温度・・・越冬するための最低必要な温度

10℃以上の場所を好む=「寒さに弱い植物」であることになります。冬場、注意が必要です!!

5℃〜10℃の場所を好む=「室内であれば、ある程度の場所はOK!?」

0℃以下にならなければ良い=「観葉植物の中でも、寒さに強い植物」の意味でもあります。


難易度・・・★が多いほど、管理が難かしい。

  ★は、5個が最高


光・置き場所・・・飾る場所の参考に

明るい場所を好む植物: 窓際の明るい場所でレースのカーテンごし(直射日光を好みます。)

半日陰でも良い植物: 日中、電灯をつけないでも新聞が読めるくらいの明るさ

日陰でも強い植物: 直射日光は嫌ったりしますが、明るいにこしたことはありません。暗めの場所でもOKです。