フィカス ベンガレンシス(ベルガルゴム)の育て方|観葉植物Dictionary
基本情報
学名:Ficus benghalensis.
科名:クワ科
属名:フィカス属
私の難易度?★★
育てる環境や水やり
光:明るい場所を好む植物
温度:0℃以上が望ましい
水:土の表面が乾いてから、たっぷり与えてください。
特徴や育て方など
育てやすさや幅をとらない観葉植物でやさしい緑色の葉っぱや樹形がゆとりの空間に変えてくれます。室内に飾っておきますと、幹がだんだん白っぽくなっていくのも不思議です。伸びもゆるやかになりますので、お部屋で飾るにはとっても良いと思います。ベンガレンシスの特徴のひとつとして、葉の触り具合が、他の観葉植物と違い、独特なさわり心地です。是非、現物でお試しください。
丸いやさしい色合いの葉がとっても素敵で、樹形もいろいろありますので、インテリアに合わせて、お好みの樹形やサイズのベンガレンシスを飾って楽しめます。飾ると、大変、オシャレな雰囲気が楽しめる観葉植物です。
ベンガレンシスは、花も咲きます。
ベンガレンシスの珍しいお花 「隠頭花序」
最初は、緑色で、次第に、赤く熟してきます。
「隠頭花序」と言いまして、 その実の中でお花が咲きますので、基本的に外観では お花がきれいということにはなりません。 「実=お花」といった感じです。そうしてその実の中に種ができるといった具合ですが珍しいです。
葉が枯れてくる場合の原因や対処方法
葉が枯れてくる場合の原因としていくつか考えられます。
・水不足
鉢土の表面が乾燥している場合は、鉢底から水が出てくるくらいにたっぷり与えます。水やりの方法はこちらを押してください。
・水のやりすぎによる根腐れ
水を頻繁に与えていたり、いつも土の中が濡れていたりしますと、根が腐ってきてしまい、根腐れになります。根腐れになると水不足に比べて、復活させるのがやややっかいになります。根腐れになった場合には、5〜6月頃の暖かい時期(北海道などは、7〜8月頃)に、植え替えを行います。植え替え時に、腐ってしまっている根をカットしたり取り除いたりして、元気の良い根だけをのこそ、植え替えを行います。植え替えの方法はこちらを押してください。
・日照不足
日照不足になると十分な光合成が行えずに、栄養分が作れなくなるため、葉っぱにも栄養分がいきわたらなくなり、葉が枯れてきてしまいます。この場合は、明るめな場所(室内)に移動します。
・最近、場所を移動したための環境の変化
最近、ベンガレンシスの飾る場所を移動した場合に、飾っている場所の環境(温度や明るさなど)が変化したために、葉を黄色くしたり、茶色になったり、斑点が出始めたりして、落とすことがあります。場所を戻す必要はなく、じょじょに2〜3週間程度で、その環境にベンガレンシスは、慣れてきます。慣れてきますと葉落ちや葉の色の変化は落ち着いてきます。その環境に慣れましたら、新芽も出始めます。
・エアコンの風に直接当たっている
エアコンから出ている風は乾燥していますので、その風に直接当たっていますと、葉の部分等が乾燥してしまい、黄色くなってきたりする場合があります。その場合は、場所を移動して、定期的に葉水や霧吹きなどをしてあげると良いです。霧吹きを葉にかけることで、ほこりがつきにくくなったり、ハダニやカイガラムシなどの害虫予防にもつながります。
・寒さ
夜昼の寒暖の差があったり、寒さが伝わったりしますと、葉が黄色くなったり、斑点が出ながら葉色が黄色くなってきます。寒さによる場合は、暖かい場所に移動してあげます。
・根詰まり
鉢の中の根がパンパンになってしまっている場合、根詰まりしています。根詰まりしている場合も水分が十分に全体の根にいきわたらなくなるため、葉にも十分に水分が届かなくなります。そのことにより葉が枯れてきてしまったりします。この場合は、根腐れ時と同じように、5〜6月頃の暖かい時期(北海道などは、7〜8月頃)に、植え替えを行います。植え替えを行います。植え替えをすることで、新しい根が出てくることができ、元気になります。
・新陳代謝
幹の下の方にある葉は、写真のように黄色や茶色の斑点をつけながら、じょじょに葉全体を黄色くしていきますが新陳代謝ですので、黄色くなった葉は取り除きます。
元気な状態のベンガレンシスでも下の写真のような葉が出てくる場合があります。
元気な状態のベンガレンシスでも黄色の斑点を葉に出すことがあります。病気ではなくベンガレンシスの特徴でもあったりします。
ベンガレンシスと風水
丸い葉をしているベンガレンシス(ベンガルゴムの木)も風水に良い観葉植物とされています。
・詳しくは、ベンガレンシスと風水のページをご覧ください。
ベンガレンシスの風水 動画
ベンガレンシスの風水 LINEで見る無料動画はこちらを押してください!
解説
10℃以上の場所を好む=「寒さに弱い植物」であることになります。冬場、注意が必要です!!
5℃〜10℃の場所を好む=「室内であれば、ある程度の場所はOK!?」
0℃以下にならなければ良い=「観葉植物の中でも、寒さに強い植物」の意味でもあります。
★は、5個が最高
光・置き場所・・・飾る場所の参考に
明るい場所を好む植物: 窓際の明るい場所でレースのカーテンごし(直射日光を好みます。)
半日陰でも良い植物: 日中、電灯をつけないでも新聞が読めるくらいの明るさ
日陰でも強い植物: 直射日光は嫌ったりしますが、明るいにこしたことはありません。暗めの場所でもOKです。