チャメドレア(チャマエドレア)の育て方|観葉植物Dictionary
ヤシの仲間ですが、チャメドレア属にもいろんな種類がありますので、ご紹介です。
チャメドレア・ミクロパディックス(高性チャメドレア)
基本情報
学名:Chamaedorea microspadix
原産地:メキシコ
私の難易度?★★
チャメドレアの特徴
一般的にチャメドレアと呼ばれている観葉植物は、このチャメドレア・ミクロパディックス(高性チャメドレア)になります。チャメドレア・ミクロパディックスは、ヤシの仲間です。葉っぱがおもしろくヤシの仲間のような、そうでないようなって感じの葉っぱです。幹には竹のような節があり、やや光沢がある葉っぱが少し縮れたようになっているのが特徴で、おもしろい観葉植物です。葉っぱは光沢がある濃いグリーンで、樹形は、ヤシの仲間のようになっています。花も咲きますが、鑑賞するという感じのお花ではないです。やや黄色い小さな小さなお花を咲かせます。
縦に長いお花を、上から下へと垂らした状態で咲きます。雌雄異株の単幹のヤシで、ふやす方法としましては、取り木でふやします。
セフリジー
基本情報
学名:Chamaedorea seifrizii
原産地:メキシコ
私の難易度?★★
セフリジーの特徴
青々とした葉っぱがとっても美しい! 幹が節のような感じで竹のような爽やかな感じも楽しめます。管理もやさしく病虫害も付きにくい観葉植物のひとつです。 日本の竹のような風情がある観葉植物です。
セフリジーの特徴として、さきほども書きましたが、花が咲いた後は、緑色の実がなり熟しますと、オレンジ色のサンゴのような実がつきます。別にそのままつけておいて観賞しても良いのですが、栄養分がどうしてもそちらの方にいくようになりますので、実がついたら実がついている茎を幹の根元からカットしてあげた方が、植物全体に栄養分がいきわたるようになりますので、そちらの方が良いと思いますよ。時期的には、5月頃です。半日陰でも良く寒さにも強いです。
細長いやや小さめの葉っぱや樹形だけでなく、竹のような節のように見える幹も同時に楽しめます。セフリジーは、横に広がって育つというよりも上の方に伸びていきますので、大きくなっていっても幅をとってしまうという事が他のヤシに比べて、やや少ないのも魅力のひとつかもしれません。竹のような爽やかな風情とヤシのような雰囲気も併せ持っているため、和室でも洋室でもどちらでも素敵にマッチしてくれます。さわやかな雰囲気を楽しめます。
テーブルヤシ
基本情報
学名:Chamaedorea elegans
原産地:熱帯アメリカ
私の難易度?★★
テーブルヤシの特徴
上の写真は、テーブルヤシの花のつぼみの状態の写真です。テーブルヤシは、雄株と雌株が別々になります。
雌雄異株の見分け方として、雌花は、上のように中央にくぼみがあります。雄花は、中央と周りが突起状になっています。
チャメドレア エレガンスという学名で、空気を綺麗にする観葉植物として知られています。寒さと暗さに強めな観葉植物のひとつですので、比較的、育てやすいのが特徴です。葉っぱはやや光沢がありきれいでトロピカルな雰囲気を楽しめます。直射日光に当たりますと、葉焼けを起こしてしまう場合があります。水は、表面が乾いてからたっぷり与えるようにしますが、水切れをおこすと葉先などが黄色くなったりしますので、注意なさってください。風通しの悪い乾燥した場所や、冷暖房機などの乾燥した風が当たるような場所に置いておくとハダニが多発することがありますので、定期的にオルトランなどで予防したりし、風通しの良い場所で管理されてくださいね。風水でも良いとされている観葉植物です。
チャメドレア テネラ
基本情報
学名:Chamaedorea tenella
原産地:メキシコ
私の難易度?★★
チャメドレア テネラの特徴
葉色も濃いグリーンシルバーのような色合いで、大変、落ち着いた感じの観葉植物です。テネラは生長がとっても遅い観葉植物で、別名 ヒメテーブルヤシとも呼ばれています。耐陰性もあるといわれています。
チャメドレアの特性
科名:ヤシ科
属名:チャメドレア属
寒さにも強い方で、比較的、育てやすい観葉植物のひとつです。お部屋にセッティングしたときの雰囲気も良く、育てやすいため、知っ ている人には、人気があります。しかしながら、あまり店頭などでは販売されていない品種のひとつでもあります。
葉っぱのつき方もヤシ科特有のはっきりとした逆三角形の樹形をしているのが、チャメドレア。
セフリジーは全体的に葉がついているような樹形なため、一般的なヤシに比べますと、セッティングするにもあまり幅を考えずにセッティングできると思います。
テーブルヤシは、名前の通り、コンパクトな感じでどこでも気軽に飾れそうです。
水やり
水はやや好きな方で、水切れをおこしてしまいますと、全体的に元気がなくなったようになり、水をくださーいといわんばかりに葉っぱがたらんと下の方を向きます。こういった場合は、できるだけ早めに鉢底から少し水が出てくるくらいにたっぷり水を与えてあげてください。基本的には、鉢土の表面が乾いたころに、鉢底から少し水が出てくるくらいまで、たっぷり水やりをしてあげます。
葉焼け
夏などに急に屋外に出し、日光浴をさせてあげた場合は、葉焼けをして、葉色が黄色くなってしまうことがありますので、屋外に出して あげる際は、じょじょに明るさに慣らしてあげるように、数日間、かけて移動してあげて、日光浴をさせてあげましょう。植え替え
植え替え時期は、暖かくなった時期です。おおよそ5〜6月頃が適期です。大きくなってきたら、ひとまわり大きめの鉢に植え替えをしてあげてください
リビングルームやオフィスで楽しむ
綺麗な緑色の葉を楽しめるチャメドレア。新芽が出る春頃には、ライトグリーン色の明るい色合いの新芽も楽しめ、グリーンのコンストラストも綺麗です。インテリアの壁紙などの色に合わせた陶器鉢植えを選んだり、鉢カバーなどに入れてセッティングしてあげるとより一層、グリーンが引き立ちます。
お部屋のリビングルームなどで爽やかなチャメドレアの雰囲気をお楽しみください。育てる環境や水やり
光:半日陰でも良い植物
温度:0℃以上の場所が望ましい
水:土の表面が乾いてから、たっぷり与えてください。
解説
10℃以上の場所を好む=「寒さに弱い植物」であることになります。冬場、注意が必要です!!
5℃〜10℃の場所を好む=「室内であれば、ある程度の場所はOK!?」
0℃以下にならなければ良い=「観葉植物の中でも、寒さに強い植物」の意味でもあります。
★は、5個が最高
光・置き場所・・・飾る場所の参考に
明るい場所を好む植物: 窓際の明るい場所でレースのカーテンごし(直射日光を好みます。)
半日陰でも良い植物: 日中、電灯をつけないでも新聞が読めるくらいの明るさ
日陰でも強い植物: 直射日光は嫌ったりしますが、明るいにこしたことはありません。暗めの場所でもOKです。