新築一戸建てのオープンハウス（内覧会）と住宅ローン

新築一戸建てを購入する際に参考になるのが、購入前に室内の状態などを確認できるオープンハウス（内覧会）です。オープンハウス（内覧会・現場見学会）により、購入前にキッチンや水回り、どのような場所に立地しているのか、駐車場の台数、外壁や24時間喚起システムがついているのか？網戸はついているのか？クローゼットはあるのか？など、いろんな方向での事前チェックが可能となっています。

オープンハウス（内覧会）後、購入を決める。

１．オープンハウス（内覧会・現場見学会）を上手に利用する

新築一戸建てを購入時には、不動産会社にあらかじめ連絡をして、予約して、購入したいと思っている新築一戸建ての物件や、見てみたいと思っている新築戸建て物件をあらかじめ、中に入って見学が無料でできます。

契約が早い物件などは、部屋の内装が出来上がる前に、場所柄や値段などで、先に契約にいたってしまう場合もあり、どうしても早いもの勝ちの状態であるため、気に行った物件は他の方からの契約が入る前に、先の契約をしてしまうのが鉄則となっています。

購入後に、こんなはずではなかったということがないように引渡しまでの間に、オープンハウス（内覧会）の段階で、しっかり確認をしておくことが重要になってきます。

２．チェックしたいポイント

耐震・耐制の設計になっているか。

リビングルームの広さ

収納・クローゼットの広さや使い勝手

コンセントやスイッチの場所や個数

汚れや傷がないか（柱・カウンター・窓枠・壁紙・タイルなどなど）

ドアや窓などがスムーズに動くかどうか

階段や床などにきしみや床鳴りなどの異音がないかどうか

点検口を開けて床の状態を確認してみて、建築時のゴミが落ちていたり、雨水が浸入していないかなど確認をする

外壁にひび割れや玄関ポーチのタイルの欠けなどがないかどうか

日当たりは良いか

建物の外観や見た目、屋根の素材など

給排水のメンテナンスがしやすいか

町内会の活動やゴミ出しルールなど

不具合がな図面との相違があったりした場合は、不動産会社に確認をし、いつ頃に改善されるかを確認します。

３．オープンハウス時に持っていきたいグッズ

デジタルカメラ（スマートフォンのカメラでも可）：見学後もゆっくりお家に帰って、写真を見ながら検討ができます。

メジャー：実際のサイズを測ってみることで、いろいろ気がつくところも出てきます。

筆記用具：忘れやすいことや実際にメジャーで測ってみたサイズ、家電を購入時に扉から入るかどうかを確認し実際のサイズを記載しておいたりするのに役に立ちます。

ビー玉や水平器：ビー玉や水平器で、きちんと水平が保たれ、床に傾きがないかなどを確認することができます。

懐中電灯：懐中電灯を忘れても、スマートフォンなどでも可能ですが、床下などや暗めな場所を確認したりする際に便利です。

その他にも気がついた点やわからない点などを不動産会社のスタッフの方にも質問したり、確認をしてみましょう。

住宅ローンの種類

オープンハウス（現地見学会）の後に、購入を決めた場合、住宅ローンについても知っておく必要があります。住宅ローンの金利が、変動金利や固定金利に分かれていますし、銀行も都市銀行、地方銀行、ネット銀行などいろいろありますので、購入前に知っておきましょう。

まず！貯金を全額、頭金にしない

頭金が多い方が返済額が減り、楽になりますが、生活予備費は残しておきましょう。夏場であればクーラーや網戸も必要になりますし、車の買い替えなどが近い将来あったりなど、いざという時に使えるお金は残しておきます。おおよその目安として会社員の場合は、生活費用の3～6ケ月分ほど、派遣会社に勤務の場合や自営業者の場合は、約1年分など無理がない範囲で手元に残しておく金額をまず決めましょう。

銀行ロ－ン

全期間固定金利型：住宅ローンの金利が常に一定で、最初から最後まで変更がありません。メリットとして住宅ローンの金利がアップしても金利が変わらないため、返済計画がしっかり立てれますが、デメリットとして金利が下がっても返済金額に変更がない点です。

変動金利型：半年ごとのスパンで金利が見直され、5年おきに返済金額についても見直しがされます。住宅ローン借入時から5年間は返済金額は変更なく、その後、半年ごとに金利が見直されていきます。借入後、金利が上がった場合は、返済額が増加し、金利が下がった場合には、返済額が減少します。

固定金利選択型：一定期間の間、契約時の金利で固定されます。固定期間がすぎますと、原則、変動金利となります。一定期間がすぎた場合に、金利が上がってしまった場合、返済金額がアップしてしまうことになります。

上の3タイプは民間銀行の住宅ローンになり、選択肢も豊富。ライフスタイルに合わせて選べます。

フラット３５：民間融資と公的融資の中間的な位置で全期間固定金利、繰り上げ返済手数料もかかりません。金利が上がらい点と、将来設計がしやすいという利点があります。民間金融機関の融資するローンを住宅金融支援機構が買い取り、投資家に転売している形になります。

財形住宅融資：勤務先などで財形貯蓄を1年以上継続しており、貯蓄残高が50万円以上あるなどの要件を満たした方が利用できる融資制度になります。民間融資とも併用可能となっていますので、勤務先に利用したい場合は確認をしてみましょう。

住宅ローンの事前審査

住宅ローンの事前審査：購入の申し込み後、1～2週間後に行う売買契約の際に、住宅ローンの仮審査（事前審査）を住宅ローンを申し込む場合に受けます。

事前審査がOKでないと先に進めない：金融機関へ不動産会社の担当者からの指示を受け提出書類などを用意し、仮審査を受けますが、仮審査（事前審査）の段階で否認される場合があります。その場合は、何らかの原因により否認されていますので、その原因を早めに解消するか、契約自体を取りやめるか、資金計画を見直すかなどの判断が必要になります。

事前審査で住宅ローンの内定した場合：事前審査（仮審査）で住宅ローンの内定した場合でも、確定とはなりません。正式に銀行などから住宅ローンが承認された旨の連絡がありOKとなります。その場合は、「融資利用の特約」を必ず盛り込んでもらうようにします。

融資利用の特約（ローン条項、ローン特約）

住宅ローンを申し込む時：住宅ローンを申し込む際に、契約済みの「売買契約書」を申し込み先の金融機関へ提出をしますが、融資の申し込み前に先に売買契約が必要になります。

正式に住宅ローンの融資がOKか否か：さきほども説明した通り、事前審査で内定した場合でも正式な住宅ローンの融資がOKかどうかは、申し込み後でないと確定しません。

融資利用の特約：ローン条項、ローン特約などとも言ったりしますが、もし、住宅ローンが借りれなかった場合に、この特約を結んでおかないと、売買契約を先にしていますので、売買代金で契約した代金の全額を、他をあたっって調達して支払う必要が出てしまいます。

融資利用の特約（ローン条項、ローン特約）で契約解除は可能に！：「融資利用の特約」を結んでおくことにより、売買対象物件の引き渡し日の前のある期日を定め、その期日までに住宅ローンを申し込んだ金融機関などから融資の承認（内定）が得られなかった場合には、売買契約自体を解除することができ、契約締結の際に、支払いをした手付金の返還も可能になります。（※ただし、契約書に印紙代 10,000円（不動産売買契約時貼付印紙）は戻ってきません。）

手付金についてはこちら

融資利用の特約（ローン条項、ローン特約）時の注意点

融資条件（利率、返済期間など）を明確に：返済能力に見合った融資の条件を不動産会社（宅健士）と話しあい、申し込みをする金融機関、申し込み金額、利率、返済期間などの融資条件などをきちんと決めておくようにします。

契約を解除する場合の決め事：融資利用の特約（ローン条項、ローン特約）の中に、融資の承認が得られなかった場合の契約の解除に関して、「契約を解除する」なのか、「買主は契約を解除することができる」なのかを確認しておく必要があります。

「契約を解除する」：無条件解除が可能。

「買主は契約を解除することができる」：売主に対し契約を解除するという意思表示を期日までにしなければならない。

買主の契約不履行

買主が契約続行の意思をなくす：買主が契約後に、契約続行の意思をなくし、申し込みをわざとしなかったり、金融機関に提出するための書類などを準備しなかったりする場合は、買主の契約不履行になりますので、契約時にはきちんとした契約を続行する決意をして、契約に臨むようにしましょう。

住宅ローンの返済方法

住宅ローンを決定後は、返済方法を決めましょう。

元利均等返済

元金＋利息の合計が均等。毎回の支払う金額が一定になる返済方法になります。

メリットとしては、返済額が一定なため、出費の計算がしやすい。返済開始からしばらくの間、元金均等返済に比べて返済額が少なくなります。

デメリットとしては、元金均等返済に比べて、返済金の総額が多くなり、決済を開始してから、しばらくの間は借入金（元金）の減り方が少なくなります。

元金均等返済

元金の返済が均等な返済方法。毎回の返済額の中で、元金に充当する部分が一定。そこに利息を上乗せして返済していきます。

メリットとして、返済が進むにつれて、元金が減っていきますので、毎月の返済額もそれにともない減っていきます。元利均等返済に比べて、返済額の総額が少なくなります。

デメリットとしては、金融機関によっては取り扱いがない返済方法で、返済を開始してからしばらくの間は、毎回支払う返済額が多くなります。

ご自分にあった住宅ローンを選択しましょう。

新築一戸建ての住宅ローン減税制度について

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住宅ローンに関する無料相談

ブルーミングスケープでは、福岡県での住宅ローンに関する無料相談を受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

オープンハウス（現場見学会）はまずお問い合わせを

ブルーミングスケープでもオープンハウス（現場見学会）を行っております。福岡県朝倉郡筑前町を含め、朝倉市、太宰府、小郡市、久留米市、筑紫野、太刀洗、南区などのオープンハウス（現場見学会）をご希望の場合は、まずお電話いただけましたら幸いです。TEL：0946-21-1737 へお気軽にお問い合わせいただけましたら幸いです。

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